『子ども用車いす』をご存知ですか? -「そんな大きな子供は歩かせなさい」なんて言わないで!-
コラム
2016.04.28

こんにちは。4月から理事を拝命した本田と申します。
障害児のママですが、皆さんと同じように、楽しいことや悲しいこと含めて子どもと向き合い、わが子をとても愛しています。
まだまだ未熟なママですが、ママぷらの活動を通じて、みなさんと一緒にたくさん笑ってたくさん泣いて、少しずつでも成長していきたいと思っています。
よろしくお願いします。
みなさん、『子ども用車いす』というものをご存知でしょうか。
ベビーカーのような見た目の『車いす』があるんです。
元気なお子さんでも、ベビーカーでの外出時は様々な不便や困りごとがあると思います。
しかしながらこの『子ども用車いす』の利用者も、とても深い困りごとを抱えています。
大きな荷物を抱えているのに『ベビーカーは畳んで、お子さん抱っこで入ってください』と言われる施設があったり。
泣き疲れてベビーカーで眠る子どもに向かって、見ず知らずの人に
『そんな大きなお子さん、歩かせないと子供の為にならないわよ!』
と叱咤されたり。
そう声を掛けられたのが、実はベビーカーのようには畳めない『車いす』だったら。
大きな病気を患っていて、歩けないお子さんだったら。
子どものいるママなら、それが筆舌に尽くしがたい苦痛だということは想像に容易いと思います。
優先して欲しい、理解して譲歩してほしいというつもりはありません。
どうか、知ってください。様々な事情のある子どもたちが、意外と皆さんの身近にいるということを。
愛する子どもの病気や障害という大きな悲しみを受け入れて、前向きに生きているママがいることを。
人知れず様々なことを飲み込んで、我慢して、諦めて、それでも笑顔で生きていることを。
長い記事ですが、どうか少しだけお時間をください。
そしてできれば、まわりの方にこのお話を伝えていただければと思います。
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